さてここから塗装に入っていきます、ナンダカンダ言ってもカーモデルはやはり塗装が命!
多少手間は掛かりますが、今回は5層から成る塗装をしています。

1層目:サフェーサーです。

2層目:ベースホワイト+クールホワイト1:1を吹きました。

3層目:オレンジです。

これは後に塗る赤の発色を良くするためです、赤は隠ぺい力が
弱くエッジなどに色が乗らないような事が多々あるので、
それを防ぐ意味もあります。

4層目:基本の赤です、今回はクレオスのイタリアンレッドを使いました。

5層目:クリヤーです。

実際にはこの後何回かに分けてクリヤーを重ね塗りしています。

最後は研ぎ出しです。
1500番〜2000番の水研ぎ後、コンパウンドを荒目、中目、
細目、仕上げ目と使い分け、モデリングコーティングをして
仕上げています。



若干ウネウネ感が残ってしまいましたが、鏡面仕上げに
なっているのが分かると思います。

写真はちょっとしたお遊びで、なんちゃって痛車です(笑)

残り、細かいパーツを仕上げ、組み立てたら完成になります

各部のダクト等のメッシュはエッチングパーツに置き換えました、かなり精度が上がったような気がします(笑)
リヤウイングのセンターブレーキランプは省略されているので一段掘り込んで、細切りのアルミテープを貼り
伸ばしランナー(透明)で再現しました。

ワイパーはアームをキットの物を加工して
ブレードはエッチングパーツを使いました。

エンブレムはエッチングパーツにデカールを貼り
その上からクリヤーの原液でコーティングしました。

実車のような七宝焼きを表現してみました。

以上で制作に関する説明をさせていただきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
他にも幾つか手をつけている部分もあるのですが、上手く説明できないのがもどかしいです。

数十年ぶりのカーモデル製作とあって、かなり苦労はしましたがとても楽しんで作る事が出来ました。
これからはキャラモデルに限定せず、スケールモデルも作っていけたらと思っています。

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